肩甲骨の不調について~姿勢、こり、疲労感…その不調、“肩甲骨”が鍵かもしれません~
こんにちは、AKIです。
先日は「立冬」を迎え、暦の上ではいよいよ冬が始まりました。
寒さが少しずつ深まるこの季節、皆さんの“冬支度”はいかがでしょうか?
まずは、先日スタートしたオンライン動画学習サービス「Labo Intiu.」にご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございます。
想像以上に大きな反響をいただき、私たちスタッフ一同、とても嬉しく感じています。
現在、登録いただいた方へ簡単なアンケートフォームをお送りしており、今後の動画内容のご希望やリクエストを受け付けています。
「こんなテーマを深掘りしてほしい」「ここがいつも気になる」といった声は、まだまだ募集中です。
Labo Intiu.は、一人ひとりの“学びたい”を大切に育てていく場所です。
まだご覧になっていない方は、この機会にぜひご参加ください。
そして今回は、肩甲骨の不調について取り上げます。
肩甲骨は、首・肩・背中のこりや疲労感、姿勢の乱れなど、さまざまな不調の根本原因になりやすい場所。
でも、正しい位置と動きを理解しケアすることで、体の調子がぐっと整う可能性がある重要なポイントでもあります。
この機会に、肩甲骨と肩関節の構造や働きを一緒に学びながら、自分の体と丁寧に向き合ってみましょう。
デスクワーク・スマホ姿勢が肩甲骨を乱す
現代の生活は、座りっぱなし・下を向きっぱなし。
肩をすくめた状態が続くことで、肩甲骨は本来あるべき位置からズレて、周囲の筋肉が引っ張られたり縮こまったりして、血流も悪くなります。
これが慢性的な肩こりや背中の張りにつながり、時には呼吸の浅さや、頭痛、自律神経の乱れにまで影響を及ぼすこともあります。
ピラティスで整える「肩甲骨の安定性」
ピラティスでは、肩甲骨を「大きく動かす」よりも、安定したポジションを保つことをとても大切にします。
前鋸筋(ぜんきょきん)
僧帽筋下部(そうぼうきん かぶ)
これらの筋肉を目覚めさせて、肩甲骨をきちんと下げて支えることができると、肩関節への負担が減り、腕や背中の動きが格段に軽やかになります。
肩甲骨を知ることが、上半身を変える第一歩
「肩甲骨がどこにあるかなんて、考えたこともなかった」
そんな方こそ、ぜひ一度じっくりと肩甲骨と向き合う時間をとってみてください。
肩甲骨は、上半身の動きと姿勢に大きく影響する“土台”のような存在です。
ここが正しく働きはじめると、
姿勢が自然と整う
呼吸が深くなる
肩や首のこりが軽くなる
背中が広がり、胸がひらく
といった変化が、無理なく少しずつ積み重なっていきます。
最近では「肩甲骨はがし」など、肩甲骨周りをほぐすケアがよく話題に上がります。
もちろん、ほぐすこと自体は悪いことではありません。
ただし、肩甲骨ははがせば良くなるものではなく、正しい位置と役割を理解し、動かせるようになることが本質です。
では、その「役割」とは何でしょうか?
肩甲骨は、実は単なる“背中の骨”ではなく――
腕の動きを支える土台
首・胸・背中の筋肉が集まるハブ
呼吸と姿勢をコントロールする基準点
でもあります。
言い換えれば、肩甲骨が整うと、上半身全体が整いはじめるということ。
だからこそ、肩甲骨を理解することは、ただの“ストレッチ”や“ほぐし”にとどまらず、身体の使い方そのものを変えていく第一歩になるのです。
解剖学から学ぶ肩甲骨の秘密 ― Labo Intiu.で配信中 ―
Labo Intiu.では、
【ピラティスの解剖学:上半身編― 肩関節と肩甲骨 ―】という動画を配信しています。
肩関節の構造と動き
肩甲骨の筋肉と役割
よくある不調の背景
ピラティスでの安定性の高め方
など、身体の構造から丁寧に解説しています。
日々の不調を、感覚ではなく“仕組み”から理解したい方におすすめの内容です。
【肩こり改善】【姿勢改善】【パフォーマンスアップ】にもつながります。
📽️ 気になる方は、こちらからチェックしてみてください。
一緒に学びながら整えていきましょう
Labo Intiu.は、身体の学びを通して、自分の「感覚」と「構造」をつなげるオンラインプログラム。
ピラティスをより深く理解したい方や、身体を整えるヒントを日常に活かしたい方に向けて、毎月新しい動画を配信しています。
「なんとなく」の動きを、「意味のある動き」に変えていく。
そのための学びを、日常のすき間時間から始めてみませんか?
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医療免責事項
本記事の情報は一般的な知識の提供を目的としており、医学的アドバイスに代わるものではありません。
体質や体調によって必要なケアは異なります。不調の改善や健康管理に関して不安や疑問がある場合は、必ず医師や専門家にご相談ください。